新生児部門
Neonate
診療案内・特徴 Information
診療案内
新生児部門では、出生した新生児の入院治療を行います。
主な疾患
- 早産児(妊娠22週以降)
- 低出生体重児
- 新生児仮死
- 呼吸障害
- 感染症
- 先天性心疾患
- 新生児外科疾患(消化管閉鎖など)
- 染色体異常
- 新生児脳神経外科疾患(脊髄髄膜瘤、水頭症など)
お母さんの妊娠中から出生後の治療の必要性がわかっている場合と、生まれた後に治療が必要と判断される場合があります。症状や疾患に応じて、小児科内の専門医師や小児外科医師、心臓血管外科医師と連携し、診療を行います。
お家へ退院した後の赤ちゃんの入院治療は、別にある小児センターで対応します。
特徴
NICU(新生児集中治療室):12床
人工呼吸管理などの集中治療が必要な新生児の治療を行います。
GCU(新生児治療回復室):9床
比較的軽症の新生児の治療を行います。
集中治療を終えた後、退院を見据えた準備(育児、医療的ケアの指導など)を行います。
転院について
島根県内の周産期医療施設は機能分担を行っています。
(例: 22週~島根大学、 32週~松江赤十字病院、 35週~島根県立中央病院)
病状が安定した後、転院のご相談をさせていただく場合があります。ご理解ご協力をよろしくお願いいたします。
プレネイタルビジット
出生前にNICUでの治療の必要性がわかっている場合、出生前に新生児担当医師よりご両親へ、生後の対応や予想される経過についてご説明いたします。またNICUへお越しいただき、NICUの様子について実際に見学もしていただけます。
プレネイタルビジットは産科スタッフよりご案内することもありますが、その他ご希望があれば産科スタッフへお申し出ください。(急に出産となった場合は、実施できない可能性があります。)