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診療案内・特徴 Information

診療案内

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生殖部門では、生殖医療専門医と4人の胚培養士を含むスタッフが、一般不妊治療から高度生殖医療まで、検査結果、治療段階に合わせて最適な方法を選択しつつ診療にあたっています。さらに他科とも緊密に連携しており、専門的な診療をより幅広く受けることができます。内科疾患、婦人科疾患など様々な疾患を持たれている方も、それぞれの科と連携し、妊娠・出産に向けてサポートしていきます。

行なっている診療内容

  • 不妊検査
  • 一般不妊治療(タイミング療法、人工授精、手術療法)
  • 生殖補助技術(体外受精、顕微授精、胚移植、胚凍結保存)
  • 不育症検査、治療
  • 妊孕性温存治療(卵子凍結、受精卵凍結、精子凍結、卵巣凍結)
  • PGT-A/SR、PGT-M

特徴

健康な方だけではなく内科疾患、婦人科疾患、遺伝性疾患などの疾患を持たれている方にも、当センターの他部門や他科との連携により、不妊治療・妊娠・出産を継続的にサポートすることができます。 がんや膠原病の治療などを目的として抗がん剤や放射線治療を行った後に精巣・卵巣機能が低下し、妊娠しにくくなる可能性があります。このような方に対して、妊孕性(妊娠できる能力)を温存するための取り組みも行なっております。

  2016年 2017年 2018年 2019年 2020年 2021年
人工授精 152 230 282 348 417 417
採卵 253 229 326 367 406 500
胚移植 359 328 487 517 544 687

当センター参加中の公的事業・研究

  • ART症例登録(日本産婦人科学会)
    • 生殖補助医療(ART) 登録事業及び登録情報に基づく研究
  • 妊孕性温存治療データベース(日本がん生殖学会)
    • 思春期・若年がん患者等を対象とした日本がん・生殖医療
      登録システムによる治療成績解析
  • 胚の異数性に対する着床前診断(PGT-A)の臨床研究(日本産婦人科学会、多施設共同)
件数グラフ